ミャンマー人の国民性が日本人と親和性が高いことはよく知られています。
これについては別の機会に詳しく説明させていただくとして、そもそもの根本的な要因について説明します。
何をおいても大きいのは、技能実習生になりうる層の厚さです。
ミャンマーは、国民の平均年齢が27.7歳の若い国で、しかも、2019年1月のミャンマー労働管理局の発表によれば、約5,450万人(推定)の人口のうち生産年齢人口は約3,650 万人にのぼるのだとか。
生産年齢人口とは、生産活動の中心にいる15~64歳までの男女を指します。
このうち最も層が厚いのは15~19歳で約10%、次が20~24歳の約8.7%、そして25~29歳約8.1%と続きます。
つまり、技能実習生の主力となりうる20歳代は約16.8%で、計算上900万人以上いることになります。